パソコン修理asideの本音とボヤキ 

パソコン修理屋の本音とボヤキを赤裸々に

古いパソコンにSSDを搭載して延命・・・やめた方が良い理由

おはこんにちはこんばんは

システム開発で、多忙中の店長です。

 

今回は、現実逃避時間にBlogを更新しています。

パソコンにSSD換装・メモリー増設・・・

Windows10インスコ!!

暫く使えます!!

新品の半額!!

ってルーチンを多発しがちな、パソコン修理店や、サポート業者。

 

ハッキリ言おう!!

古いパソコンは、買い替え!!

SSD突っ込んでも、メモリー増やしても、絶対的なCPUの能力不足には贖えないですよ。

 

最新のローエンド並みしかないCPU能力で、いつ故障するとも分からないパソコンに新品価格の半額も投資するなんてありえないです。

 

ローエンド並みで問題が無いんであれば、素直にローエンドPCを新品で買って、延長保証を付けた方が、圧倒的に賢いですよ。

 

ここからが本題のやめた方が良い理由

その1

古いパソコンは、コンデンサーの寿命も尽きかけている場合があるため、性能は我慢できても、そもそも起動出来なくなる事が有るためです。

そもそも、パソコンに沢山使われているコンデンサーは有寿命製品ですから、いつまでもは使えないわけです。ざっくりした話は

https://www.aside-net.biz/Cause-of-failure.html

にて書いてありますので割愛・・・

 

その2

OSメーカーのマイクロソフトが第8世代以前のCPUを正式にサポートしなくなったため、今後は確実に使えなくなるのが判っている製品にお金を使うこと自体が馬鹿げている。

Windows11は第8世代のインテルと第2世代のAMDのCPUが必要です。(たしかXeonと一部第7世代もOK)、この状態が判っているにもかかわらず、Windows10をインストールして、お客さんに提供すること自体が不誠実と当店は考えます。(お客さんが望めばインストールしますが)

 

その3

ローエンド並みで性能が足りる人に無理にカスタムして提供する位なら、初めからカスタムしてある中古をおすすめした方が、長く使えて良心的かと考えます。

データは移行しなくてはいけませんが、外付けHDDケースに放り込めば、そのまま使えるかと・・・

 

以上から、古いパソコンにSSDを換装して延命を図るのはやめた方が良いと考えます。

店長からは以上です。